「KGI」という言葉を聞いたことはあっても、KPIとの違いや使い方が曖昧な方は多いはずです。KGIは、会社が最終的に目指すゴールを数字で表したもの。これが定まると、経営の軸がぶれません。この記事では、KGIとは何か、経営目標を数字にする基本を、やさしく解説します。
KGIはね、会社の「最終ゴール」を数字にしたもの。これがないと、どこを目指すか曖昧になるんだ。
KGI、KPI…横文字が多くて、正直よく分からないんだよね。
大丈夫。KGIは「ゴール」、KPIは「途中の通過点」。そう考えるとスッキリするよ。
― この記事でわかること ―
- KGIとは何か
- KGIとKPIの関係
- KGIを設定するメリット
- KGIの決め方
- KGIを経営に活かす
KGIとは何か
KGI(Key Goal Indicator=重要目標達成指標)とは、会社や事業が最終的に達成したいゴールを、具体的な数字で表したものです。たとえば「年間売上3億円」「営業利益率10%」「市場シェア20%」など、経営の最終目標を数値化したものがKGIです。
KGIの役割は、「会社がどこを目指すのか」を明確にすること。ゴールが数字で定まっていれば、全社員が同じ目標に向かえ、達成・未達も明確に分かります。曖昧な「頑張る」ではなく、「この数字を達成する」という明確な旗印になるのです。
💡ここがポイント
KGIは
「会社の最終ゴールを数字にしたもの」。目指す到達点を数値で示すことで、経営の軸が定まります。
KGIとKPIの関係
KGIとKPIは、混同されがちですが役割が違います。両者の関係を理解しましょう。
| 指標 | 役割 | 例 |
|---|
| KGI | 最終ゴール | 年間売上3億円 |
| KPI | ゴールへの中間指標 | 新規顧客数、成約率 |
KGIが「目的地」だとすれば、KPIは「目的地に向かう途中の通過点」です。KGI(売上3億円)を達成するために、それを分解したKPI(必要な顧客数や成約率)を管理する——この関係を押さえると、目標管理の全体像が見えてきます。
KGIを設定するメリット
KGIを明確にすると、経営に次のメリットが生まれます。
1
目指す方向が定まる
全社員が同じゴールを意識して動けます。
2
逆算で計画が立てられる
ゴールから逆算して、やるべきこと(KPI)を導けます。
3
達成度が明確になる
数字なので、達成したか未達かがはっきり分かります。
ゴールを数字で決めれば、そこから逆算してやることが見えるんだね。
KGIの決め方
KGIは、次のポイントを押さえて設定しましょう。
1
会社の目的に合った指標を選ぶ
売上・利益・シェアなど、自社が最も重視するものを選びます。
2
具体的な数字と期限を入れる
「いつまでに、いくつ」と、達成時期と数値を明確にします。
3
挑戦的かつ現実的に
高すぎず低すぎず、頑張れば届く水準に設定します。
💡ここがポイント
KGIは
「利益」も含めて設定を。売上だけを追うと、利益の出ない成長になりがちです。利益目標も大切にしましょう。
KGIを経営に活かす
設定したKGIは、経営の中で活用してこそ意味があります。
1
KPIに分解する
KGIを達成するための中間指標(KPI)に分解して管理します。
2
全社で共有する
会社のゴールとして社員全員に共有し、意識を合わせます。
3
定期的に進捗を見る
KGIに対する進捗を定期的に確認し、軌道修正します。
KGIは、会社が目指す最終ゴールを数字で示す、経営の羅針盤です。ゴールが明確になれば、そこから逆算して計画が立てられ、社員も同じ方向を向けます。KGI(ゴール)とKPI(通過点)の関係を理解し、自社の目標を数字にすること。それが、ぶれない経営、達成できる経営の第一歩です。まずは「自社のゴールは何か」を数字で考えてみましょう。
💡まとめ
KGIは
会社の最終ゴールを数字にしたもの。KPI(通過点)と区別し、利益も含めて期限付きで設定し、KPIに分解して全社で共有・管理しましょう。
まず自社のゴールを、売上と利益の数字で決めてみるよ。
それでいい。ゴールが数字になれば、経営の軸がぶれなくなるよ。
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税理士事務所十数年、法人経理・経営を2年の経験を経て、法人・個人問わずスタートアップのコンサルタントをさせていただいております。