高単価商品を売る方法|安い商品だけでは利益が残らない理由
- 安い商品だけでは利益が残らない理由
- 高単価商品が必要なわけ
- 高単価商品を売る方法
- 高単価商品を扱うときの注意点
なぜ「安い商品だけ」では利益が残らないのか
安い商品は売りやすい反面、一つあたりの利益(粗利)が小さいという弱点があります。たくさん売っても、利益はなかなか積み上がりません。それどころか、安い商品ほど落とし穴があります。
商品を売るには、安くても高くても、ほぼ同じ手間がかかります。接客、梱包、発送、対応——これらのコストは、価格が安いほど利益を圧迫します。さらに、数で稼ごうとすると、人手も時間も足りなくなり、現場は疲弊します。安売りで集まるお客さんは、価格にシビアで、より安い店に流れやすいという問題もあります。安い商品だけに頼ると、忙しいのに儲からない——そんな状態に陥りやすいのです。
「高単価商品」が必要なわけ
高単価商品があると、経営は大きく変わります。なぜ必要なのか、その理由を見てみましょう。
| 高単価商品の効果 | 内容 |
|---|---|
| 少ない数で利益が出る | 手間をかけずに利益を確保できる |
| 現場が疲弊しにくい | 少ない対応数で済み、余裕が生まれる |
| 良質なお客さんが集まる | 価値を理解する客層とつながれる |
| 価格競争から抜け出せる | 安さでなく価値で選ばれる |
とくに大きいのが、「少ない数で利益が出る」ことです。たとえば、利益1,000円の商品を100個売るのと、利益5万円の商品を2個売るのとでは、後者のほうが手間をかけずに多くの利益を得られます。高単価商品は、現場の負担を減らしながら利益を確保できる。安い商品で疲弊するのではなく、価値ある高単価商品で利益を生む。この発想の転換が、儲かる会社への第一歩です。
高単価商品を「売る方法」
高単価商品は、ただ値段を上げればよいわけではありません。価値を伝え、納得して買ってもらう工夫が必要です。次の方法を実践しましょう。
価値をしっかり伝える
価格ではなく、得られる結果や安心を伝えます。「高い理由」を納得してもらうことが鍵です。松竹梅で見せる
高単価プランを一番上に置き、選択肢を3段階にします。比較の中で価値が伝わります。お客さんの悩みに応える
「安いもので妥協したくない」層の悩みに、しっかり応える商品として提案します。実績や信頼を示す
事例やお客さまの声で、「高くても価値がある」ことを裏づけ、不安を取り除きます。高単価商品を扱うときの「注意点」
高単価商品を扱うときは、次のことに気をつけましょう。価値が伴わなければ、ただ高いだけになってしまいます。
- 価格に見合う価値を提供できているか
- 価値をきちんと伝えられているか
- 安い商品との違いが明確か
- 実績や信頼で不安を取り除けているか
- 無理な値上げになっていないか
【具体例】高単価プランで利益を増やしたR社
サービス業のR社は、安い基本プランばかりが売れ、忙しいのに利益が残らない状態でした。そこで、手厚いサポートと特別な特典をつけた高単価プランを新設し、松竹梅の3段階で提案するようにしました。価値を丁寧に伝えることも意識しました。
すると、「しっかりしたものを求めていた」というお客さんが高単価プランを選ぶように。対応件数は同じでも、利益は大きく増えました。「安いものしか売れないと思い込んでいた。価値を伝えたら、高いものも選ばれた」とR社の社長は話しています。
- 安い商品は手間に利益を食われ、残りにくい
- 高単価商品なら、少ない数で利益が出る
- 価値を伝え、松竹梅で見せ、実績で裏づける
- 価格に見合う価値を本当に提供する
- 安い商品を入り口に、高単価を本命にする


