Web広告で赤字になる会社の特徴|出稿前に決めるべき数字
- Web広告で赤字になる会社の特徴
- 出稿前に決めるべき数字
- 赤字を防ぐ広告の進め方
- 運用するときの注意点
Web広告で「赤字になる会社」の特徴
Web広告は、うまく使えば少額から始められる便利な集客手段です。しかし、準備なく始めると、あっという間に赤字になります。赤字になる会社には、次のような共通点があります。
最も多いのが、「目標も予算も決めずに、とりあえず出してみる」ケースです。いくらまで使っていいか、何人集めれば元が取れるかを決めていないため、ずるずると費用だけがかさみます。次に多いのが、「効果を測らず、感覚で続ける」こと。さらに、広告のリンク先(ホームページや申込ページ)が整っておらず、せっかくのアクセスを取りこぼしているケースもあります。これらはすべて、出稿前の準備で防げるものです。
出稿前に「決めるべき数字」
赤字を防ぐには、広告を出す前に、次の数字を決めておくことが欠かせません。これが、広告の「ものさし」になります。
| 決める数字 | 意味 |
|---|---|
| 広告の予算上限 | 「いくらまで使うか」を先に決める |
| 目標の獲得件数 | 何件の問い合わせ・購入を狙うか |
| 許容できる獲得コスト | 1件にいくらまでかけてよいか |
| お客さん1人あたりの利益 | 1人からどれだけ利益が出るか |
とくに重要なのが、「1件の獲得にいくらまでかけてよいか」という上限です。これは、お客さん1人から得られる利益から逆算して決めます。たとえば1人あたりの利益が1万円なら、獲得コストが1万円を超えると赤字です。リピートを含めればもう少し上限は上がります。この上限を先に決めておけば、「使いすぎ」を防ぎ、広告を冷静に判断できます。数字を決めずに出すのが、最大の失敗なのです。
赤字を防ぐ「広告の進め方」
数字を決めたら、次の手順で慎重に進めましょう。いきなり大きく出さないのがコツです。
少額でテストする
最初は小さな予算で試し、反応を見ます。いきなり大金を投じないことが鉄則です。リンク先を整える
広告の先のページで、何ができるか・どう申し込むかを分かりやすくします。受け皿が大切です。数字を見て判断する
獲得コストが上限内かを確認します。基準を超えていれば止める、内なら続けます。良いものに予算を集中する
効果の出た広告に予算を寄せ、効果の低いものは止めます。少しずつ最適化します。Web広告運用の「注意点」
Web広告で赤字を出さないために、次のことに気をつけましょう。
- 予算上限と獲得コストの基準を決めているか
- 少額のテストから始めているか
- 広告のリンク先が整っているか
- 効果を数字で確認しているか
- 効果の低い広告を止められているか
【具体例】テスト運用で赤字を回避したL社
小売業のL社は、Web広告に興味があるものの、赤字が怖くて踏み出せずにいました。そこで、まず「1件の獲得に2,000円まで」と上限を決め、少額の予算でテスト出稿することにしました。あわせて、広告のリンク先の申込ページも分かりやすく整えました。
テストの結果、ある広告は基準内で集客でき、別の広告はコストが高すぎると判明。効果の出た広告だけに予算を集中したことで、赤字を出さずに新規客を増やせました。「先に上限を決めて、小さく試したから怖くなかった」とL社の社長は話しています。
- 赤字になる会社は「数字を決めずに出す」
- 出稿前に予算上限・目標・獲得コストを決める
- 獲得コストの上限は、利益から逆算する
- 少額でテストし、当たりに予算を集中する
- リンク先(受け皿)を整えてから出す


